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北のウォール街めぐり(2)[小樽]

(前回からのつづき。。。)

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≪旧越中屋ホテル≫
小樽の老舗旅館「越中屋」が外国人専用ホテルとして1931年に建築。
その後、軍の接収など(所有者&用途が)転々としたあと、1993年に再びホテル(小樽グランドホテルクラシック)に。それも2009年に経営破たん。

いま見ても、色あせてないモダンなデザインですよね~♪
閉館したのがもったいない。。。

住所:北海道小樽市色内1-8-25

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≪旧北海道拓殖銀行小樽支店≫
現在は、「ホテルヴィブラントオタル」として利用されています。
設計は国会議事堂を設計した矢橋賢吉氏とか。
ってか、国会議事堂の設計って色々いわくつきなんですけどね~w

小樽で宿泊するならこちらに泊まったのになぁ。。。

住所:北海道小樽市色内1-3-1


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≪日本銀行旧小樽支店金融資料館≫
“北のウォール街”内で、最も代表的な歴史的建造物です。
なんといっても日銀の旧支店ですからね~、現在は金融資料館として利用されています。

重厚な石造りの外壁に緑色の屋根が、ちょっと日銀本店を彷彿とさせますね。
屋根の上の5つのドームが特徴的。ルネッサンス様式だそうですが、設計は東京駅赤レンガ駅舎や日銀本店を設計した辰野金吾氏だそう。
おお、知らなかったorz

また、金融資料館なんて固くてつまらなそうと思い、あまり時間がなかったのもあり、入らなかったのですが、金庫が見れたり、1億円のサンプルがあり重量が実感できたり、とかけっこう充実しているらしい。ああ、入っておけばよかった(><)

住所:北海道小樽市色内1-11-16

主だったところは以上ですが、函館の歴史的建造物と比べると。。。
函館は西洋の建築様式を踏襲しているものの、木造の洋館が多かった。
一方、小樽では見た目石造り(中身は鉄筋コンクリート造)が中心となっていますね。

年代が違う(函館:明治~ 小樽:昭和初期~)のと、持ってるお金(規模)の違いが理由でしょうか?(^^

北のウォール街めぐり(1)[小樽]

小樽運河の東100mあたりを平行して走る色内大通り沿いの2,3ブロックに、各銀行の旧小樽支店の建物が集中しています。
かつて“北のウォール街”と称されていたエリアです。

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銀行だけあって重厚で立派な建物が多く、いまや歴史的建造物ですから、建築好きにはたまらないエリアですね~(^^

そこで(前回の)運河プラザから近い順に巡ってみました。

≪旧第四十七銀行小樽支店≫
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外観は石造りのように見えますが、中身は木造だそう。
周りの旧銀行の建物はみんな鉄筋コンクリート(RC)造系なのに。。。弱小銀行だったのか?w
デザイン的には、昭和初期の銀行店舗の典型スタイルだそうです。

住所:北海道小樽市色内1-6-25


≪旧塚本商店≫
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元は呉服問屋として建てられ、現在は商業テナントになってるようで2Fにカフェが入っています。
黒塗りの外壁に瓦屋根で、パッと見、木造建築かと思ってしまう外観ですが、実際は木骨鉄網コンクリート造だそうです。
あまり聞き慣れない構造ですが、(明治の大火のあとで)防火性を意識した造りみたいです。

住所:北海道小樽市色内1-6-27


≪小樽商工会議所≫
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1933年に建てられた鉄筋コンクリート造の建築。
エントランスには大理石が用いられ、外壁には模様の彫刻が施されるなど、周りの旧銀行建築と比べると、やや装飾的な建物になってますね。
ちょっと前に5,000万円で売りに出されていたらしいです(^^

住所:北海道小樽市色内1-6-32


≪旧三井銀行小樽支店≫
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ファサードに見えるアーチやコーニス(軒蛇腹)が印象的なルネッサンス様式の建物。
シンメトリー(左右対称)なデザインなので、非常に重厚感がありますが、やや華美さには欠けるかもw
構造は、当時、関東大震災後の耐震構造の最先端だった鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造。

ほ~、つまり、懐古主義(=ルネッサンス)の皮を被った最先端建築(=SRC造)だったわけですね♪

住所:北海道小樽市色内1-3-10


次回につづきます。。。

小樽運河&運河プラザ[小樽]

今回は函館から4時間ほど車で走り、小樽に到着♪
小樽といえば、まずは"小樽運河"でしょ、ということで。。。

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まぁ、定番の観光スポットですが、(予想通り)雰囲気あるのはこの一角&アングルだけでした~(><)

しかも、観光客はあっち系の団体客ばかり。。。
日本人的には、昔から小樽=ココ、って刷り込まれてるからよいけど、外国人的に楽しいんですかね!?(笑)

つづいて、小樽運河のはす向かいにある「運河プラザ」へ。

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北海道で最も古い営業用倉庫だった建物を利用した物産プラザです。

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お土産屋さんのほか、観光案内所・休憩所・喫茶・洗面所などがあり、小樽観光の基点とするにはもってこいですね。
もっとも、駐車場があれば、よりベターなんですけどねぇ。

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外観は石造りなのですが、(中に入ると)天井や壁の一部は木造になっています。
建築様式的にはよくわからないんですが、最近改装(リフォーム)した結果なんだろうか? 元からなんだろうか?

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運河プラザ【HP
北海道小樽市色内2丁目1-20
TEL. 0134-33-1661
営業
[通年] 9:00~18:00
[7,8月] 9:00~19:00
定休 元旦のみ

大沼国定公園&駒ケ岳神社[大沼]

函館市街から郊外へ移動。
車を1時間ほど走らせて、やってきたのは「大沼国定公園」。

活火山である駒ヶ岳と、その噴火によってできた大沼・小沼・じゅんさい沼をはじめとした大小の沼を擁する、全国でも最も古い自然公園の一つなんだそうです。

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↑こちらは大沼。湖越しに眺める駒ヶ岳の姿は雄大で美しいです♪
島々を巡る遊歩道を散策したり、観光船で遊覧などもできます。

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とても風光明媚な場所なのですが。。。大型バスで乗り付けた、あっち系のうるさい団体客が続々と(><)
まぁ、彼らがいなければ閑散としてしまうってことですからね、感謝しないといけないですね。。。

しばし散策のあと、名物という"大沼だんご"を購入。

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特徴は(大沼の)湖面の浮き島を表現するため、だんごが串に刺さっておらず、小粒サイズになっていること。

ほ~、珍しいですね~。味はみたらし、胡麻、餡子の3種。
みたらし×胡麻のセットをいただきましたが、どちらも美味しかったです♪
小粒なだけに食べ始めると“やめられない、とまらない”状態になりますよw

大沼国定公園【HP
北海道亀田郡七飯町大沼町
TEL. 0138-67-2170 (大沼国際交流プラザ)


つづいて、大沼湖岸の湿地にミズバショウの群生地がある、とのことで車で大沼を周遊することに。
結果、所々でミズバショウを見かけたものの、群生地はいまいち分からなかったorz

しかし、代りにパワースポットとして人気の「駒ケ岳神社」を発見♪

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大沼湖岸にあるのは知ってたのですが、車だとかなり気を付けていないと見落とすぐらい、ひっそりと佇んでいます。

こちらの神社は、駒ケ岳の平穏無事、登山者の安全祈願のために建立されたそうですが、祠のすぐそばに、駒ケ岳の噴火の際にできたと云われる、溶結凝灰石の大岩が鎮座しています。

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この大岩の真ん中に割れ目があり、その狭いすき間を通り抜けると、登山の安全・受験の難関突破・安産・家内安全などが叶うそうです。

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なるほど、安産祈願は納得です>ゲスパーw

とりあえず女性を連れて行ったら喜びそうな場所ですね(^^

駒ケ岳神社【HP
北海道亀田郡七飯町東大沼
TEL. 0138-67-3020

函館山の夜景[函館]

いよいよ函館山の夜景見物に出掛けましょう(^^

暗くなってからだとロープウェイが激混みだと聞いたので、日が暮れる前に山頂へ登ってしまおうという算段です。
再び函館山麓の駐車場に車を駐めて、ロープウェイに乗車。

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けっこう大きなロープウェイなので、まだ空いていて、窓から景色も楽しめました。

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函館山の夜景は有名ですが、実際に行ったことがない人が漠然と誤解していること、

“函館山から見えるのは渡島半島の夜景である”

案外、こう思っている人が多いらしい。もちろん、これは間違いです。
行けばわかりますが、函館山は出島のように突出した"陸繋島"であり、よく見る夜景(の写真)は陸繋砂州の部分なんですよね。

形としては(渡島半島に)似てるっちゃ似てるので、間違えても仕方がないところですが(^^

さて、山頂に着いたら、レストランで食事でもしながら日が暮れるのを待とう、という企みでしたが、展望台2Fのレストランは既に大混雑(><)

断念して、諦め気味に3Fのティーラウンジに寄ると割と空いてる。しかも運よく窓際の席をゲットできました♪
こちら、ティーラウンジとのことですが、カフェテリアって方が正しい気がしますw
軽食(ソーセージ盛り合わせ等)やお酒(ビール、ワイン等)が頼めるので、時間潰しも問題ないです。

まだまだ山の上は寒い季節だったので、外で待つはめにならなくてよかった(^^

段々と日が暮れてきて、綺麗な夜景に♪
この日はちょっと霞がかかってたんですけどね。やっぱり(空気が澄んでる)冬場の方が綺麗らしいです。

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じつは今回、約20年ぶりに函館山の夜景を観たのですが、以前より光量が減ったように思いました。
最近は、函館も人口流出が続いているようで、そのうちもっと寂しくなっちゃうのかもしれませんね(><)

P.S.
帰りのロープウェイは混雑で大変でした。しかも、中国人が多すぎで五月蝿いorz

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Profile

市朗。横浜在住。
建築学科卒。30代。木フェチ。
とくにオークやナラがよいですねー。
F.L.ライトやハンスJ・ウェグナーが好き。

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